Thu,February 04,2010

2010年1月に見た映画(20本)

『パリ・オペラ座のすべて』ヒューマントラストシネマ有楽町
『ファッションが教えてくれること』新宿バルト9
『なくもんか』お台場シネマメディアージュ
『Disney's クリスマス・キャロル』お台場シネマメディアージュ
『僕の初恋をキミに捧ぐ』新宿ピカデリー
『沈まぬ太陽』TOHOシネマズ錦糸町
『ジュリー&ジュリア』新宿武蔵野館
『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』新宿ミラノ1
『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』シネ・リーブル池袋
『ベジャール、そしてバレエはつづく』渋谷bunkamuraル・シネマ
『牛の鈴音』渋谷シネマライズ
『かいじゅうたちのいるところ』新宿ミラノ
『誰がため』渋谷シネマライズ
『パブリック・エネミーズ』TOHOシネマズ錦糸町
『カールじいさんの空飛ぶ家』お台場シネマメディアージュ
『ニュームーン トワイライト・サーガ』シネセゾン渋谷
『フォース・カインド 4th Kind』丸の内ピカデリー2
『オーシャンズ』TOHOシネマズ錦糸町
『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』シネ・リーブル池袋
『アバター』ワーナー・マイカル板橋

一番は、「かいじゅうたちのいるところ」。
「ファッションが教えてくれること」「誰がため」「牛の鈴音」もよかったな。

「ニュームーン」…1を見たから見たけども…、1と比べて2の監督は、
かなりへたくそじゃないかな。
話の途中途中で、なんじゃこの演出は、とひっかかるとこ多数。
せっかくたくさんファンがいるのに、3もこの調子だと
のりきれない客も出てくるだろうなあ。監督変えた方がいいと思う。

「ミレニアム」横溝ミステリーっぽい。孤島だとか、過去の因縁とか、華やかな一族の暗い裏側とか。
ハリウッドで映画化は土地に哀愁がないアメリカでは難しいとは
思うけど、やるんなら、フィンチャーかスコセッシあたりで
どうだろう。タランティーノではない気がするな。


「アバター」は、3D技術のショーケースとしてはそりゃあ凄いけど、
ストーリーがな。
映画としてはB級なんではないだろか。
わかりきった展開とわかりきったキャラクター、振り上げた手は一度は
暴力という形で振るわないと気が済まない、欲にかられてやってみた挙げ句、
ちょっと反省してみるワンパターンな国民性。

ダンス・ウィズ・ウルブスとかナウシカとかラピュタとかいいとこ取りで
あー、これどこかで見たことあるような、を、3Dでやってみた、みたいな
映画でした。

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Sat,January 02,2010

今年見た映画総数は182本

さっき、2009年に見た作品を眺めてたんだけど、上半期の映画はもう今年見たとは思えない、記憶があまりに遠すぎて…。

2〜3年前に見たような感覚になっている。ちょっとびっくり。
この1年、短かったのか長かったのか、濃かったのか流れていったのか。

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2009年12月に見た映画(9本)

『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』吉祥寺バウスシアター3
『PUSH 光と闇の能力者』新宿ピカデリー
『2012』新宿ミラノ2
『脳内ニューヨーク』渋谷シネマライズ
『ロフト.』渋谷シネマアンジェリカ
『インフォーマント!』新宿ミラノ1
『戦場でワルツを』シネスイッチ銀座
『ゼロの焦点』有楽町スバル座
『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』TOHOシネマズ錦糸町

12月は多忙の極みで10本も見れなかった。
ほんといろいろ見逃した。がっくりしちゃう。

「アンヴィル!」良かったなあ。
わたしは全くメタルなんて興味ないし、聞いてもカナダEMIと同じ態度を取るだろうけど、それでも、そういう音楽性よりも、彼らが続けていること、というか、友情というか、絆、みたいなもの。それがとても胸を打つのだよねえ。

あと、絶対マットは特殊効果で太ってみえるだけと思ったらほんとに太ってたらしい「インフォーマント!」。
企業犯罪とその告発劇のドタバタものかと思ったら違ったっていう。頭の内側で起こっていることが、少しづつ外側を蝕んでいく、っていう、終わってみればソダーバーグらしいっちゃらしい、映画でした。

「ゼロの焦点」ともかく中谷の怪演がすごい。本気で魔女かと思った。すごい女優さんになったなあ。醜く撮られてもかまわないと思ってるんだな。
全般、昭和テイストで頑張ってて、ちょっと犬童監督を見直したんだけど。あの演出力ゼロの悲しい思い出「わたしは貝になりたい」を思い出して、犬童監督が撮ってくれれば違ったのかも、と余計なたらればの夢を抱かせるほど。
私は横溝が好きで、松本清張はほとんど知らなかったのだけども、なるほど昭和のミステリーというのは、作りがよく似ているなあ、その事件、謎が、遠い昔の伏せられた過去と、運命が捩れた悲劇の果て、なあたり。

年のシメはどの作品にするか悩んだ挙げ句、のだめ。
玉木は『MW』ではくそみそに言ったけど、千秋先輩の時はほんとにいいなあ。千秋先輩、きゅんきゅんするね。

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2009年11月に見た映画(18本)

『20世紀少年 最終章 -ぼくらの旗-』TOHOシネマズ錦糸町
『色即ぜねれいしょん』シネセゾン渋谷
『パイレーツ・ロック』新宿武蔵野館
『カムイ外伝』新宿ピカデリー
『サイドウェイズ』新宿武蔵野館
『あの日、欲望の大地で』新宿武蔵野館
『縞模様のパジャマの少年』渋谷シネマアンジェリカ
『しんぼる』新宿ピカデリー
『あなたは私の婿になる』TOHOシネマズ錦糸町
『サマー・ウォーズ』銀座テアトルシネマ
『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』新宿ミラノ
『空気人形』銀座テアトルシネマ
『私の中のあなた』日比谷シャンテシネ
『笑う警官』新宿バルト9
『母なる証明』シネスイッチ銀座
『イングロリアス・バスターズ』ユナイテッドシネマとしまえん
『理想の彼氏』丸の内ピカデリー1
『風が強く吹いている』丸の内ピカデリー2

凄かったのが『母なる証明』。韓国、時々こういうのを出すからなあ、すごいなあ。

その逆で、ともかく最低だったのが『笑う警官』。日本のラズベリー賞である、きいちご賞はダントツで確定だと思うんだけど。圧倒的じゃないか、我が軍は、並に。

あと、マイケル…。やっぱりね、「ビリージーン」のライブビデオクリップで、熱狂する、という疑似トリップみたいな経験をしたことがあるので、どうしても胸が熱くなりますね。

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Sat,November 07,2009

2009年10月に見た映画(11本)

『グッド,バッド,ウィアード』日比谷シャンテシネ
『HACHI 約束の犬』新宿ピカデリー
『南極料理人』テアトル新宿
『ウルヴァリン X-MEN ZERO』新宿ピカデリー
『3時10分、決断のとき』ユナイテッドシネマ浦和
『BALLAD 名もなき恋のうた』TOHOシネマズ錦糸町
『扉をたたく人』下高井戸シネマ
『パティ・スミス:ドリーム・オブ・ライフ』吉祥寺バウスシアター
『幸せはシャンソニア劇場から』シネスイッチ銀座
『ワイルドスピード MAX』渋東シネタワー
『きみがぼくを見つけた日』新宿ミラノ2

10月も見逃した映画多し…。がっくり。

見た中ではグッドバッドと3時10分が抜けています。
特に3時10分ははるばる浦和まで小旅行した甲斐がある映画でした。さすが浦和といいますか、客席どころか映画館そのものがガラガラでしたけど。
あと、扉、南極も良かったです。パティ・スミス、結婚して欲しい(笑)。
ウルヴァリンと見つけた日はけっこう期待外れでした。

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2009年9月に見た映画(9本)

『そんな彼なら捨てちゃえば?』新宿ピカデリー
『ディア・ドクター』新宿武蔵野館
『バーダー・マインホフ 理想の果てに』渋谷シネマライズ
『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』渋谷シネマアンジェリカ
『キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語』新宿ピカデリー
『ノーボーイズ、ノークライ』渋谷シネマライズ
『男と女の不都合な真実』TOHOシネマズ錦糸町
『サブウェイ123 激突』TOHOシネマズ錦糸町
『クララ・シューマン 愛の協奏曲』渋谷Bunkamuraル・シネマ

仕事忙しすぎて全然見に行けず。
無駄にしたチケットや株主券を思うと軽くブルー。何より見逃した映画の数々を思うともっとブルー。
そんな中見たやつですから厳選です、と言えないトコがポイントだけど、ディア、バーダー、ハウエルズ、ノーボーイズは面白かったです。

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2009年8月に見た映画(13本)

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』新宿ミラノ1
『ウルトラミラクルラブストーリー』シネマート新宿
『それでも恋するバルセロナ』新宿ピカデリー
『重力ピエロ』新宿武蔵野館
『MW-ムウ-』新宿ミラノ3
『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー/侍戦隊シンケンジャー銀幕版 天下分け目の戦』TOHOシネマズ錦糸町
『コネクテッド』有楽町スバル座
『ノウイング』TOHOシネマズ日劇
『愛を読むひと』新宿武蔵野館
『96時間』TOHOシネマズ有楽座
『セントアンナの奇跡』テアトルタイムズスクエア
『G.I.ジョー』新宿ミラノ2
『未来の食卓』シネスイッチ銀座

お気に入りは重力ピエロでしょうかね。ホノカア以降の岡田くんブームがこのあたりでピークに。

ミラクルは松ケンもさることながら、やっぱり監督の頭の中がすごい。ついていけない人多数だろうなと思ったけど、こういう監督が出てきたってのはすごい。

MWはほんとに手塚の冠すら恥ずかしいぐらいひどい出来だったけども。キャストのミスマッチは百歩譲るとしても、ともかく演出と脚本がひどい。監督と脚本家は一から出直せ。

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2009年7月に見た映画(16本)

『インスタント沼』テアトル新宿
『ミルク』シネカノン有楽町2丁目
『機動戦士ガンダム II 哀・戦士編』新宿ピカデリー
『天使と悪魔』TOHOシネマズ錦糸町
『機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編』丸の内ピカデリー2
『いけちゃんとぼく』角川シネマ新宿
『マン・オン・ワイヤー』テアトルタイムズスクエア
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』TOHOシネマズ錦糸町
『劔岳 点の記』新宿バルト9
『レスラー』テアトルタイムズスクエア
『蟹工船』テアトル新宿
『ウィッチマウンテン 地図から消された山』新宿武蔵野館
『人生に乾杯!』シネスイッチ銀座
『湖のほとりで』銀座テアトルシネマ
『サンシャイン・クリーニング』TOHOシネマズシャンテ
『ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢』銀座テアトルシネマ

ガンダムは別格として。
お気に入りはミルク、レスラーのアカデミーコンボ。
あと、ワイヤー、人生、湖、サンシャイン、地味だけどどれもとても良かった。劔岳は忠信と龍平が一緒の画面にいるだけで嬉しかったなー。龍平、ほんと大きくなって。(母モード)

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2009年6月に見た映画(17本)

『メイプルソープとコレクター』渋谷ライズX
『デュプリシティ〜スパイは、スパイに嘘をつく』新宿武蔵野館
『チェイサー』新宿ミラノ3
『バンコック・デンジャラス』新宿ミラノ2
『劇場版天元突破グレンラガン 螺巌篇』シネマサンシャイン池袋
『バーン・アフター・リーディング』日比谷シャンテシネ
『レイチェルの結婚』Bunkamuraル・シネマ
『ターミネーター4』新宿ピカデリー
『幸せのセラピー』新宿武蔵野館
『おっぱいバレー』シネマート六本木
『セブンティーン・アゲイン』シネマイクスピアリ
『スター・トレック』新宿ミラノ2
『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』TOHOシネマズ錦糸町
『ハゲタカ』TOHOシネマズ錦糸町
『機動戦士ガンダム 劇場版』丸の内ピカデリー2
『サガン−悲しみよ こんにちは−』シネスイッチ銀座
『トランスフォーマー:リベンジ』TOHOシネマズ錦糸町

良作多し。
で、お気に入りはチェイサー、レイチェル、アイ・カム、ハゲタカですかね。ハゲタカはドラマ見ないとわからないし、個人的にはドラマの方が面白いと思うけど、大森さんのツンデレを大画面で堪能ということで。
アイ・カムね、嫌いじゃないですよ、むしろ好きですよ、木村さんも頑張ってたよ。一番のお気に入りは芸術家だけどね。

トランスフォーマーは前作とは大違い、長くて中ダレる。

メイプルソープは、後でパティ・スミスの映画を見るとき、その背景として大変役に立った。
あと、やっぱりガンダム…。スクリーンで見れるっていいことだ。音聞くだけで胸がきゅんきゅんする。ありがとう松竹。

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2009年5月に見た映画(19本)

『リリィ、はちみつ色の秘密』TOHOシネマズシャンテシネ
『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』新宿武蔵野館
『フロスト×ニクソン』新宿武蔵野館
『ドロップ』角川シネマ新宿
『ある公爵夫人の生涯』テアトルタイムズスクエア
『トワイライト〜初恋』新宿ピカデリー
『映画は映画だ』新宿武蔵野館
『フィッシュストーリー』渋谷シネクイント
『ニセ札』テアトル新宿
『スラムドッグ$ミリオネア』新宿ミラノ
『ウォーロード 男たちの誓い』新宿ミラノ3
『鴨川ホルモー』新宿ピカデリー
『クローズZERO II』TOHOシネマズ錦糸町
『消されたヘッドライン』TOHOシネマズ錦糸町
『ベルサイユの子』シネスイッチ銀座
『GOEMON』丸ノ内ピカデリー2
『グラン・トリノ』丸ノ内ピカデリー3
『ヴィニシウス 愛とボサノヴァの日々』渋谷シアターTSUTAYA
『クローズZERO II』TOHOシネマズ錦糸町(2回目)

えーと、友達につきあってクローズ2を2回見るという。
それ以外ではこの月は…グラン・トリノかな。あと、映画は映画だ。時々やってくる韓流。ごえもんは**。キリヤの画面から匂うほどの自分哲学のおしつけぶりは異常。写真だけ撮ってなさいと言いたい。

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2009年4月に見た映画(21本)

『マンマ・ミーア!』新宿ミラノ2
『ホルテンさんのはじめての冒険』Bunkamuraル・シネマ
『PLASTIC CITY プラスティック・シティ』ヒューマントラストシネマ渋谷
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』新宿ピカデリー
『PVC-1 余命85分』シネセゾン渋谷
『罪とか罰とか』テアトル新宿
『ウォッチメン』新宿ミラノ1
『DRAGONBALL EVOLUTION』銀座シネパトス
『少年メリケンサック』銀座シネパトス
『イエスマン "YES"は人生のパスワード』新宿ピカデリー
『20世紀少年 第2章 最後の希望』新宿ピカデリー
『ダウト〜あるカトリック学校で〜』日比谷シャンテシネ
『U2 3D』新宿バルト9
『失われた肌』ヒューマントラストシネマ文化村通り
『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』ヒューマントラストシネマ文化村通り
『ストレンジャーズ/戦慄の訪問者』新宿ミラノ
『レッド・クリフ II 未来への最終決戦』TOHOシネマズ錦糸町
『アンティーク 西洋骨董洋菓子店』シネカノン有楽町1丁目
『ダイアナの選択』シネスイッチ銀座
『ザ・バンク 堕ちた虚像』TOHOシネマズ錦糸町
『ヤッターマン』丸ノ内ピカデリー1

自分でびっくりするぐらいけっこう見てるなー。ほんとに今年見たかな、っていうぐらい記憶が薄れてるのが多いけども。

**みたいな作品とお気に入りが混同してる。
お気に入りはベンジャミン、ウォッチメン、U23D、20世紀少年。
20世紀少年の見る前のつまらなさそうぶりと、見た後の「面白かった」な感触の差は激しすぎる。
意外とよかったなー、と思ったのがアンティーク、映画好きはまあ見とけ的なのはダウトとザ・バンク。

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2009年3月に見た映画(16本)

『PARIS パリ』吉祥寺バウスシアター
『チェ 39歳別れの手紙』新宿ミラノ
『エレジー』新宿武蔵野館
『チェンジリング』TOHOシネマズ錦糸町
『パッセンジャーズ』新宿武蔵野館
『ロルナの祈り』恵比寿ガーデンシネマ
『悲夢』新宿武蔵野館
『ハルフウェイ』シネカノン有楽町2丁目
『ヘブンズ・ドア』渋谷シネマライズ
『ディファイアンス』日比谷シャンテシネ
『7つの贈り物』新宿ピカデリー
『オーストラリア』新宿ピカデリー
『ロックンローラ』恵比寿ガーデンシネマ
『ホノカアボーイ』TOHOシネマズ錦糸町
『ジェネラル・ルージュの凱旋』TOHOシネマズ錦糸町
『ワルキューレ』TOHOシネマズ錦糸町

佳作の月。
ひどいのもなければ抜けたのもなかった、みたいな。
あ、『ヘブンズ・ドア』は100歩譲りの、長瀬に免じての、というか。×つけてないだけありがたく思え的な。

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Sun,April 12,2009

○『ディファイアンス』日比谷シャンテシネ

兄弟3人似なさすぎ〜、と思っていたら、エンドロールで出てきた実在の兄弟本人たちには似ていたという。

そんなびっくり。

主人公のダニエル・クレイグがですね、一見、ボンドっぽいけど、意外とボンドじゃないとこがよかった。
両親殺されて、森に逃げ込んだら、あれよあれよと人が増えて、任されて、リーダーになっちゃった、みたいな人なんですけど、これが意外と、高潔な人物、という感じじゃなくて、ダメな部分も満々ですが何か、という人物だったのがね。

酒も飲むし、仲間や家族をまとめきれないし、復讐は勝手にするし、で、反省してみたりもするし、みたいな。

あと、興味深いのはやはり「3人集えば社会が出来る」と言うけれど、森で暮らす人たちのコミュニティのあり方だよね。
独裁政治と支配される恐怖から逃げ出してきたはずなのに、いつの間にか支配層と被支配層の上下が出来てそれにすっぽり従属するし、男女は本能から結ばれようとするし、生きてるだけで運がいいのに、衣食住で揉めるし。揉めてる場合じゃない時でも揉める。

こういうのって、人が少なくても多くても変わらないんだなあ。
そういう意味で興味深い映画でした。

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△『ヘブンズ・ドア』渋谷シネマライズ

いやあ。

元ネタになった方の映画好きとしてはね。なんでこうなるかなあという気分満々になっちゃうんだけども。

女の子の福田なんたらちゃんは、どうしても田中麗奈の妹か何かにしか見えないんだけど、どうだろう。そしてわたしは彼女たちの顔の系統は苦手なんだよね。嫌いではないんだけど、苦手なの。

だから、片方を女の子にした段階で、その子を愛しく思えるかどうかが、わたしの中でこの映画がありかなしかを決めるな、と思っていたので、彼女を可愛いなあと愛でることができなかったから、やっぱり無理でしたってことなんですけど。

長瀬さんはね、いい役者だなあと思いますよ、なんつうか、日本人離れしてる。いろんな意味で。
振り返りながら泣いてる顔見た時、あー、なんかこういう役者、普通に洋画にも出てきそうだわ、と妙な感動すら覚えたほどです。

あれだよ、ハリウッドとか、意外といけるんでない?
英語が出来る脳みそがあるかってのが問題だけど…しかし、習うより慣れろタイプだとも思うのでね。
嵐のニノがひょっこり出ていたけど(多分鉄コン繋がり)、ニノみたいなやれる役は限られますが演技力はありますよ系より、意外とアクションもシリアスもコメディもできます、な役柄問わない系になれるんではないだろうか、どうだろうか。


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○『ハルフウェイ』シネカノン有楽町2丁目

いやあ、まあ、ね、なんといってもこの映画の収穫はね、岡田くんだよね、岡田くん。

いやあ、いい。実にいい。

あ、仲里依紗もよかった。この子もっと売れてもいいと思うんだけどいかかが。

映画自体はね、もう本当に少女漫画チックな、というか、振り返れば一瞬の、ほんのわずかなひとときの学生時代の恋愛模様をすごくありがちに描いている。
このありがち、っていうのは誉め言葉の方のありがち、で、あー、あるある、わかるわかる、こういう感じっていう、そのありがち、なんだけども、というわけで、もう全編を通して北乃きいの在りようが実に痛い。若さ故の痛さと共に、この年頃じゃなかったら相当許されない感じの性格の痛さも含め。

実に痛くて胸にくる。キューっともするしげんなりもするしチクチクもする。

つうか、お前ね、岡田くん勿体ないよ、彼氏になってくれただけでもめっけもんだよ、宝くじ当たったようなもんだよ、ワガママ言うんじゃないよ、ってこう、軽く母親気分、というか、母親つうより、近所の叔母さん気分で見ていたあたりが、既にわたしが彼女たちよりはるか先に年を取ったつうことなんだろうけども。

痛いけれども、好きドラマの上位に「白線流し」が入ってくるわたしにしてみれば、こういう映画は嫌いじゃない、というか、こういう思春期ものは大好物な上に、岡田君という素敵さがあったので、全然OKで、それでこその○なのだけども、文句を言うとすると、合間合間のわけのわからない間はなんですか、北川さん、とは言いたいな。

なんか妙な間があって、それがさして意味があるとも思えないから、すげー気を削ぐのよね、なんだ、このイメージ画?みたいなの?みたいな。
元々高校生の日常をドキュメンタリー風に撮ってるから、間が多いとテンポも悪いというか、妙に断続的になるので、気を抜くと危うく居眠りタイムになりそうで、そこはちょっと、だったな。

もう少しなんとかならなかったかなあ、というか、監督向いてないんでない?って気はする。
なんか、この作品が撮りたかっただけで、監督になりたかったわけじゃないよね、って感じですよな。

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○『悲夢』新宿武蔵野館

この前のギドクの「ブレス」を見逃したのをね、とりあえずいまだに引き摺ってるんですけど。

だってシネマート六本木とかあたりでしかやってくんねーんだもんよ、元気じゃないと無理だもんよ、行くの面倒っちい劇場なんだもん、あそこ。
行かねば行かねば思ってるうちに終わってたんだもんよー!

しかし、そこはそれ、チャン・チェンがオダギリさんに変わると、途端にんなこーたない、って感じで見やすい劇場でやってくれます、ありがたや。(見やすいってわたし的にってことですが)

ま、それはそれとして、とりあえず相変わらずギドク監督らしいっつうかなんつうか、な映画でした。
いや、わたしはオダギリさんの日本語はねえ、もうちょっとなんとかなんなかったかなあ、と思うの。
日本人なら、つうか、日本語なら、もうちょっと状況とか関係とか詳しく説明出来る言葉あるじゃん、とか、敬語がなんだか妙だよ、とか、そもそも自傷に走らなくても眠らずにいれる方法はあっただろうよ、とか、幻想的夢想的全開な映画に向かってこういうリアリスティックなことを言ってる段階で、ちょっと無理だったってなことだったのかもしれないんだけども、いや、まあ、それでもポイントポイントは面白かったです。

色彩が見事でねえ。というか対比か。色の対比。
なんというか、普通に映してるのに、鏡を間に立てたような、こう、反射しながら合わせ鏡のような、そんなね。
家とか服とか、相変わらず小道具やら何やら切り取るその風景や世界は素晴らしい。

あと、ラストあたり、ちょっと「グエムル」とか思い出したな。なんでかわからないけど。

個人的には、ギドク映画の中ではポイント低め映画なんですけども、だからといって、ふーん、って映画かというとそういうわけでもないので、○。△に近い○。

つうか、どっか見やすい映画館でギドク映画特集とかして、「ブレス」やってくんないかなあ。ダメかなあ。ほら、チャン・チェンは「レッド・クリフ」とかにも出てるんだし、ね、ね。

ダメ?ダメか。


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Sat,March 14,2009

○『ロルナの祈り』恵比寿ガーデンシネマ

自称・21世紀からの映画好きとしては、ダルデンヌ兄弟の作品つうのは「息子のまなざし」「ある子供」しか見ていなくって、いつか「ロゼッタ」と「イゴールの約束」を見たいと思っているんだけども、それはともかく、新作です。

「息子〜」も「ある子供」も、基本この監督さん達の作品て、途中で水飲む音すら気を遣ってしまうぐらい、静かな映画なんだけども、この映画もそうでした(でもエンドロールにはいつも音楽すら流れないのだけど、今回は違った)。
だけども、そういう静謐な感じ、映画館にいても映画館の温度が2度ぐらいは下がるような、静かで冷たい空気が流れるのが素晴らしくって、好きな監督さん達であります。

ともかく、主人公が滅多に感情を出さないし、笑わないし、恋人に「愛してる」って言うのすら、焦燥感というか心からの幸福感からは程遠い感じで。
偽装結婚による国籍売買が彼女の背景にはあって、そりゃさもありなん、というところなんだけど、その過程でヤク中と夫婦となり、同居してるわけなんですが、このヤク中が「ある子供」にも出ていた青年で、ともかくヘタレなダメ男なんだけども、母性をくすぐるタイプというのか、完全に振り切るのは難しいだろうなあという子供子供した感じが非常に。

「ある子供」の時は、うう、どうしてこうなっちゃったのか、忍びない、という感じだった青年が、子犬のようにまとわりつく青年にもなるのだから、彼は素晴らしいですね。
なんかダルデンヌ兄弟の常連さんということらしいし、何より未見の「イゴールの約束」でも主演らしいので、あー、見たいです。

それはともかく、偽装結婚だの国籍売買だの、裏にいる怖い兄ちゃん達だのへのプレッシャーもあいまって後ろめたさ、罪悪感がたえず主人公の彼女の裏にはほの見える訳、だけども、彼女には恋人との夢があって、それには金がいる、特に先進国出身ではない彼女には身分証明と金は何より大事。
何とか折り合いをつけられないものかと彼女も彼女なりに奔走するんだけど(もうこの段階で軽くある方向に向かって走り始めているのに後で気がつくわけなんですが)、結局、なるべくように、なってしまう。

ここらへんの描き方がねえ、もうすごくって。普通ならそこ見せ時だよね、って描くところを、ばっさりなくして、すごかったなあ。だけども、それがないことで、むしろ、空洞というか喪失というか、がじわーっと押し寄せてくるの、混乱した目の前の事実が、整理されていくに従って、そういうことなんだ、って次第にわかってくるに従って、加速をつけるみたいに底の方から悲しくなる。

それが結果、彼女の更なる方向への暴走、になるのだけど、それは暴走と言っていいのか、邦題のように祈りであるかもしれないし、あるいは救いたくて救われたくて許されたくて、その果てなのかもしれないし、だけどもあるいは本当に、奇跡は起こったのかもしれないし、そうでなくても、彼女は解き放たれて、本当に救われるのかもしれないし、それはもう。
どちらにでもとれるラストというか、見る者に委ねられたラストというか。見事でした。


ちなみにこれは余談であり、まったくものすごく場違いな感想ではあるんだけど、束の間、「夫」と通い合って、笑顔を見せる彼女の姿が、一瞬で儚くてしかし幸せそうで、それはいいんだけど、そこで急に、セルジュと結ばれた時のジルベールの笑顔ってこういう笑顔だったのかもしれない、と、ほんとに突然降ってきて、自分でもびっくりした(笑)。
何故思い出したか不思議だ。いやーかつての少女漫画ヲタの血はいまだ、ってことなのか(笑)。(※わかる人だけわかって下さい)

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Fri,March 13,2009

○『パッセンジャーズ』新宿武蔵野館

公開直後の作品だから、混んでるだろうし、と思って、こんなに公開すぐ見るつもりじゃなかったんだけど、本来見ようと思ってた作品と時間が合わなくて、あんまり時間つぶしで他でぐだぐだしたい気分でもなかったので、急遽見ることに決めたのです。

で、これ、ある種のどんでん返しが待っているから、あんまり感想らしい感想を言わない方がいいかなあ、と思うのだけど、と言いつつ書きますけど、アン・ハサウェイって、お姫様系かと思ったら、なんというか、あれかな、ハリウッド的には、次のジュリア・ロバーツ、って感じのスタンスかなあ、と最近の彼女を見て思ったり思わなかったり。
目が大きくて、それ以上に口が大きくて、口角あがって、くるくる顔の表情が変わって、笑うと顔の半分が口になっちゃって、一度見始めると目が離せない、みたいなそんな。

というのを、今年のアカデミー賞を見つつ思ったわけなんだけども。

ま、それはともかく、途中でやっぱり薄々とネタはわかってしまうかな。似たような映画は今までもあったしね。で、それらに比べたら多少詰めが甘いというか、そもそもアン・ハサウェイが職業人らしく見えないとか、細かく言えばいろいろあるんだけども。

でもまあ、そうだなあ、メジャーどころで言うとあれなので、そこまで知られてないところで言えば『ステイ』が好きな人は見てもいいかも。
というかこういうことを書くだけでほぼ完全にネタバレしちゃってるも同然なのですが、意外と見終わった後の感触は悪くないんですよ、なんというか、ありがとう、って誰かに言いたくなる。だからね、見てもいいんじゃないかな、と思って。

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○『チェンジリング』TOHOシネマズ錦糸町

いやー、これ、なんで作品賞とか監督賞ノミネートされなかったのかな。されてもいい出来だったと思うけどな。まあ常連すぎるってのもあるのかもしれないけど。

不思議なもので、近年のイーストウッド作品は暗い、ヘタするとかなり陰鬱なネタを扱うものが多いのに、見る前も見た後も、あんまりそういう題材に対して構えた感じにならないのは何故だろう。

だって、例えば欧州の暗さ代表で言えば、ラース・フォン・トリアーの新作見よう、なんてことになった時は、よーし体調のいい時を見計らって、体力気力ある時に見に行かないと、なんて心の準備運動みたいなのがたっぷり必要なのになあ。
イーストウッドだと、きっと暗いのかもしれないだろうけど、うん、見たいなあ、となんなく思ってしまう。

たぶん、それは社会派でありつつ、重いだろうけど、きっと得るものがあるに違いないっていう、長年の信頼関係みたいなことや、導入への間口の広さとか、見えないところで映画と現実は違うよ、というか、映画は映画であるという、裏表やら、物語の緩急やらをわきまえてるのとか、そういうのが高いレベルで成り立ってるからなんだろうなあ、とか思ったり。

アンジーの痩せた身体と真っ赤な口紅がとにかく印象的。
普段なら確実に虎というか女豹というか、な彼女なのに、大きい目に涙いっぱいで嗚咽を堪えるように口をおさえるのとか、もうね、周りで見てたら無理矢理でもベッドに連れてって、温かいお茶飲ませて、休んで、少しは寝て、と言いたくなるあの感じ。

で、最後のセリフとかね。あまりに見事というか、眩しくて、アンジーとイーストウッド天才、て思ったですよ。よかったなあ。

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Thu,March 12,2009

○『エレジー』新宿武蔵野館

じいちゃんの老境ぶりと、ペネロペの一途ぶりを味わう映画でした。

ペネロペさんはなんか普通のゴシップ記事とかで見るときは、もうラテン系美女です!ってオーラがむんむんで、演技力よりも美貌って印象が強いんだけど、映画を見ると、どの映画でもそういうのがころっと消えてて、ちゃんと役柄になりきっている。
それがつまり、うまいなあ、ってことなんだろうけど、ほんと演技派ってことを忘れてしまうぐらいの美女なんだよねえ。

この映画のペネロペなんてほんといじらしくて、セクシーなシーンも多いのだけど、どちらかというと、健気、って方が合うんですよ。

そんなペネロペに思われるなんてこの果報者ってとこだけども、そうはうまくいかないのが人生ってことなのか。

じいちゃんを捉える、老いというもの、そこに至って出会った愛というものと、見えてくる自分というもの。
人を思い人に思われる、ということ、死ということ。
知識もあって、人生を味わい尽くしたはずのじいちゃんですら、その先の人生はわからないことばかりなのだ。


この映画は特に脇役のセレクトが渋くていいのです。
息子役のピーター・サースガード、親友役のデニス・ホッパー、愛人役のパトリシア・クラークソン、デニスの妻のデボラ・ハリー。デボラ・ハリーは出ていることを知らなかったのだけど、ちょうど今ipodで何故かBlondie聞いてたので、変な偶然だったなあ。

デニスもよかったけれど、思わず、ぽろりと泣いてしまったのが、パトリシア・クラークソンの最後の呟きでした。若くない女性の、切ない孤独。えーん。

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