Sun,January 06,2008

日本インターネット映画大賞 2007年度日本映画部門

今年もまとめついでに投票いきます。
2007年劇場鑑賞245本中、邦画63本。惜しむらくは、「めがね」と「遠くの空に消えた」を見逃したこと。それと、「EX MACHINA」とか「アフロサムライ」は邦画か洋画か。外国人プロデュース、日本製作。邦画にしてるけど。

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[作品賞投票ルール(抄)]
 ・選出作品は5本以上10本まで
 ・持ち点合計は30点
 ・1作品に投票できる最大は10点まで

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【作品賞】(5本以上10本まで)
  「椿三十郎(黒沢版)」   6 点
  「それでもボクはやってない」   4 点
  「夕凪の街 桜の国」   4 点
  「神童」   3 点
  「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」  3 点
  「天然コケッコー」   2 点
  「サッドヴァケイション」   2 点
  「クローズ ZERO」   2 点
  「赤い文化住宅の初子」  2 点
  「パプリカ」   2 点

 <次点>
  「キサラギ」
  「松ヶ根乱射事件」
  「蛇イチゴ」
  「幸福な食卓」
  「東京タワー〜オカンと、ボクと、ときどきオトン。」
  「河童のクゥと夏休み」
  「ユメ十夜」
  「クワイエット・ルームへようこそ」
  「AKIRA」

【コメント】

総じて、去年より選ぶのに悩みました。全部が全部お気に入り、という作品は少ないのだけど、ポイントポイントでがっつり持ってかれた、みたいな作品が多くて、次点が大量に出来てしまった。あんまり、点数組と次点組に差はないです。

「椿三十郎」
まだ森田版のは見てませんが。というか、この時見た黒沢作品「隠し砦の三悪人」「七人の侍」この3本全てに6点あげたい。すげー、おもれー、なんだこれー、と感心しまくった。さすが世界で「クロサーワ」と言われるだけはあるんだなあ、エンターテイメントなひとなんだなあ、と感服したのこと。
2007年、黒沢作品をちゃんと見れた、というのが一番の邦画としての収穫。またこういう特集をやって欲しい。テアトルさん。

「それでもボクはやってない」「夕凪の街 桜の国」
この二つの出来の良さは今更語る必要もないかと思う。日本映画の良心にして、底力、のような2本。ちゃんと、見る方に飽きさせず、訴えかけて、なおかつ、娯楽という映画の本筋から離れない、という意味で見事だったし、良い映画だった。

「神童」「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」
この二つはねえ、話は時々、荒っぽいのだけども(暴力的だという意味でなく、収まりが悪いという意味で)、キャラクターの魅力がともかく立っていたよね。特に演じているひとの力と魅力に負うところがすごく大きかったように思う。

「天然コケッコー」
ともかく、あのマンガの空気をここまで壊さず、しかも見事に映像化したことがすごい。ついでに、なんとなく、ラストが名作「櫻の園」にちょっと似てるのね。そういう、一時の、つかの間の、宝物のような大事な時間、というやつをわたしは愛します。

「サッドヴァケイション」
久しぶりに、忠信の役者としてのかっこよさと力量を見た思い。脇のキャストも実力派にしてくせ者揃いで見応えたっぷり。物語も、深い。石田えり(の役)、すごいやら怖いやら。

「クローズ ZERO」
これはねえ、もう、単純に、若い男の子たちがキャッキャッと楽しそうにつるんでいて、それを見るのが楽しかったっていうか。三池監督のこのつるむシリーズ(なんだそれ)では「龍が如く」とか「ジャンゴ」とかもあって、どれも甲乙つけがたいのたけど、学ランで一番見ていて楽しかった、という一点でこれ。

「赤い文化住宅の初子」
ちょっと予想を裏切るというか、見ていて予測がつかない展開がなんとも味わい深くて、面白かったのね。今後に期待、という意味で点数差し上げる。

「パプリカ」
今年はアニメも結構見たけども、その中で一番満足度が高かったのがこれ。他は一長一短と言いますか。もうちょっとしたら、新しい日本アニメの形、というのが見えてきそうな予感みたいなのも、ぼんやり感じた1年ではありました。今は、まだ胎動中、ってとこかも。

次点組。
「キサラギ」よく出来た一品。わたしが推さずとも、大丈夫だろうということで。
「松ヶ根乱射事件」出来はさておき、新井君が好きなんですよ。あと兄弟ゲンカ。
「蛇イチゴ」西川美和〜。すごい。
「幸福な食卓」ミスチルは好きではないのだけど、ラスト、不覚にもぐっと来た。
「東京タワー〜オカンと、ボクと、ときどきオトン。」映像化の中では一番よかったと思う。
「河童のクゥと夏休み」スタンダードだけど、泣けた。子供達に見せてやって。
「ユメ十夜」全くの駄作と、好きな作が共存している。やはり西川美和と松山ケンイチと香椎由宇で。
「クワイエット・ルームへようこそ」脇役の女優陣が素晴らしい。特にしのぶと蒼井優。
「AKIRA」再上映だっつうの。劇場公開時に見てるっつうの。けど、何遍見てもいい。

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【監督賞】          作品名
   [  黒沢明  ] 「  椿三十郎  」

【コメント】
自分でも、おい!と突っ込みますが。でもでも、そうだったんだもん。
名前はいくらでも知ってるけど、実際ちゃんと見たことない、って監督や役者や作品、意外と多いでしょ、みんな。その中で、ほんの数作でも黒沢を知った、ちゃんと見れた、ってのはとても大きいことなのよ。2007年の最大の収穫なんだもん。

【主演男優賞】
   [  木村拓哉  ] 「  HERO  」
【コメント】
昨年に引き続き、スマッパーとしては、せめてここで推してあげないと。わたしの一票など大海に投ぜられた小石みたいなもんだろうけど…(笑)。作品賞に「HERO」を上げてないのが、わたしのせめてもの良心です。

【主演女優賞】
   [  樹木希林  ] 「東京タワー〜オカンと、ボクと、ときどきオトン。」

【コメント】
うーん、夕凪の麻生久美子かなあ、と思わないでもないけど、きっと皆が推すだろうことなので、単発、連ドラ含めたオカンの中でも、一番好きなオカンで。

【助演男優賞】
   [  香川照之  ] 「キサラギ」「HERO」「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」
【コメント】
この人出てると安心するよね。きっと面白くなるぞ、みたいな。個人的にはやはり「キサラギ」での助演を推したい。

【助演女優賞】
   [  永作博美  ] 「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」
【コメント】
この数年、めざましいですな。腑抜け〜では、ある意味、このひとが一番怖かったかもしれん。

【新人賞】
   [  北乃きい  ] 「  幸福な食卓  」
【コメント】
「神童」成海璃子、「天然コケッコー」夏帆、「赤い文化住宅の初子」東亜優、と悩んだけども、前2者については、成海璃子は新人だろうか、という疑問があるし、夏帆はわたしが推さずとも、ということで、東亜優とどっちにしようか悩んだ結果、特に好きな顔ではないし、飛び抜けた美少女というわけでもないのに、何故か目がいってしまう、という魅力の点で北乃きいに一票。

【音楽賞】
  「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」
【コメント】
チャットモンチー、好きなんですよ。「幸福な食卓」のミスチル(不本意ながらも…)、「サッドヴァケイション」のジョニー・サンダースと、「クワイエット・ルームへようこそ」のLOVES.も非常に捨てがたかったのだけども、「世界が終わる夜に」の歌詞に一瞬やられたこともあって、こちらに。

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【勝手に○×賞】

もういい加減映画作るの諦めたらどうだ賞&2007年ワーストNo1賞
   [  角川春樹  ] 「蒼き狼 地果て海尽きるまで」
【コメント】
だいたいがチケットばらまくだけばらまいて興収だの動員だの言ってもちゃんちゃらおかしいですがなにか。作らない方が、日本映画界と国際親善のためだと思うがどうでしょうか。

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posted by えにゃ at 02:57 | Comment(0) | TrackBack(2) | movie_2007
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